自分のサイズを知ろう!採寸の仕方について(ひとりでもやればできる!)

ひとりでは正しく採寸はできないと言われていますが、まわりに誰もいないのであれば、がんばってやらなければしょうがないですよね。自分以外のだれかが家にいれば手伝ってもらえるので、パパッとすぐに採寸できますが、ひとりだとほんのちょっと時間がかかります。

はじめに

わたしはあまりタイトなデザインを好まないので、きっちり正確でなくともいまのところ問題ありません。

いちど測ってしまえば、洋裁だけでなく、ネットショッピングでお洋服を買うときにもつかえて便利ですよ。

 

道具

  1. メジャー ・・・ふつうの金属のものではなく採寸用の1cm幅150cm程度の長さのテープ状(紙など)の柔軟なもの。
  2. ペンと紙 ・・・あらかじめ測る箇所を書いておく。人の絵を描くのもよい。ショルダーポイントに印をつける。
  3. 鏡    ・・・全身が写せるもの。姿見があればいちばんよい。なければ、洗面所の鏡や、窓をつかう。
  4. 粘着テープ・・・セロテープでもガムテープでもメディカルテープでも。一人で測るときにメジャーの紐を固定するためにつかいます。
  5. ゴムテープ・・・髪をくくるゴムやいわゆるパンツのゴム。5mm〜1cm程度の幅のもの。輪っかを作り腕を入れ、脇〜ショルダーポイントを通る場所に固定する。(輪ゴムでは腕は通らない)肩幅、胸幅、背幅を測るのに使います。
  6. 硬いイス ・・・なければ、階段をつかう。階段もなければ床をつかう。

 

どこで買えるか?どんなものか?などの、それぞれの道具の詳細は、道具のページで紹介しています。

SewQuirrel
SewQuirrel
http://sewquirrel.com/sewingitems/measurementitems/
初心者さんでも作れます!家庭用ミシンで趣味の洋裁をはじめませんか?

 

ちなみに、これが私のメジャーです。たった1mのものを使っています。おもちゃみたいですがとってもお役立ちで、ないと困る子です。

 

 

採寸の準備

下着姿になって、鏡のまえに立ちましょう。

とくに「ブラ」はかならずつけましょう。バストのサイズがブラの厚みや盛りによって変わってくるためです。(位置も変わりますしね)

道具類は身の近く、すぐ手の届くところに置いておきます。

 

採寸の予備知識

以下の3点は採寸の基準になる場所です。身体のこの3つの部分にペンで印をつけましょう

えっ、ボールペンではちょっと、、、

というかたは、お化粧用のアイライナーや眉描きでしるしをつけるとよいでしょう。

 

印をつけるべき3つの部分

  1. ネックポイント  ・・・あたまを下を向けたときに首のつけ根〜背骨のいちばん高いところに、いちばんでっぱっている骨のことをいいます。肩と平行?肩の線状にある骨です。
  2. ショルダーポイント・・・肩うえにある、ぽこっとでっぱっている骨。腕のつけ根。ペンで骨の中心に印をつける。
  3. そでポイント   ・・・腕の先・小指側の、でっぱっている骨のこと。

 

採寸をする前のお約束

メジャーを身体にあてるときは、つねに地面と水平(平行)になるようにします。

上半身をはかるときは、バストやウェストは呼吸によって大きくなったりちいさくなったりしますが、自然な状態で測ります。おおきく息を吸って、ふうっと吐いて、肩をおろした状態で測るといいです。

 

採寸箇所一覧

黄色はなるべく測ってください。白は飛ばしても大丈夫です。数字はS〜Mの標準寸法(cm)です。

回り寸(立体) 幅寸(平面) 丈寸(長さ)
頭部 1.首まわり 35~38
上半身 2.バスト 79~86 10.胸幅 32~35 15.前丈
上半身 11.乳間 16.乳下がり 17~19
上半身 12.背幅 33~35 17.背丈 36~38
上半身 13.肩幅 11~13
上半身 14.背肩幅 18.後ろ丈
上半身 3.アームホール
下半身 4.ウェスト 58~66 19.背総丈 135
下半身 5.ミドルヒップ 20.ミドルヒップ丈
下半身 21.腰(ヒップ)丈 20
下半身 6.ヒップ 22.股上
手・腕 7.腕まわり 23.ゆき丈
手・腕 8.肘まわり 24.そで丈 51~56
手・腕 9.手首まわり 15~17

 

採寸をはじめる

あとは、ただひたすら、順番に測っていくのみです。

 

 

回り寸(立体)

1.首まわり 35~38

えりぐりのこと。首のつけ根のまわりを、まえは鎖骨の内側を、うしろはネックポイントを通るラインでななめに1周測る。首といっても、首の細いところをぐるっと一周させることではない。既成のパターンで作るときはめったに活躍しない採寸かもしれない。

自分でパターンを調整するのはすこし難しい。多少誤差があっても良い。首の太さではない。

2.バスト 79~86

胸の一番高い位置を測ります。わきの下からメジャーを水平にまわし、締めつけないように測ります。肩甲骨があるため、メジャーがゆるみやすいので、鏡で側面からも確認しましょう。固定がむずかしい場合は、メジャーの端(スタート位置)をテープで身体に貼りつけてしまいます。

3.アームホール

ショルダーポイントから、体の前面の腕のつけ根(脇)をから、背中側の腕のつけ根(脇)を通ってショルダーポイントへ戻る。あまりメジャーを引っぱりすぎないように、ゆるめに測る。ひとりではむずかしいのでテープで数箇所とめておくとよい。脇を小さく取ると、可動域が小さくなり動きづらい。

4.ウェスト 58~66

腰のいちばん細いところを測ります。5〜10cmほどのセロハンテープを3つ用意しておきます。
お腹をへっこませず自然な状態で測ります。前からだけでなく、鏡でメジャーが水平になっているか横からも確認します。ここは簡単ですね。左右脇と背骨付近のメジャー線のすぐ下に、メジャーと平行にセロハンテープを貼っておきます。これはのちに背丈を測るときに使います。

パンツ類を通販で購入するときにも使えるのでメモしておきましょう!

5.ミドルヒップ

ウエストラインとヒップラインのほぼ中央、ウエストラインから8〜10cm下がった、腰骨の上端ぐらいのところを水平に測ります。ローウエストのパンツなどを購入するときに参考になります。下着でいうとボクサーパンツのウエストラインといいますか。

6.ヒップ

お尻のいちばん太いところを水平に1周測ります。細めのパンツのパターンの場合、MにするかLにするかどちらの線で写し取ろうかで迷ったりしますが、パターン自体を測ることでこのヒップのサイズに合うかが確認できます。

7.腕まわり

いわゆる「二の腕」。メジャーを脇にはさんで腕をぴったりと体につけ、腕のつけ根のいちばん太いところをゆるめに測ります(水平方向)アームホール(縦方向)と違い肩は入りません。腕周りは標準が26〜30cm程度ですがそれ以下の方は26cmに設定してください。でないと動きづらくなったり、身頃とのバランスが悪くなってしまいます。

8.肘まわり

肘のまわりをゆるく測ります。肘はぴんと伸ばさず、すこし曲がった状態で測ります。

9.手首まわり 15~17

手首の太さを測ります。袖ポイント(こゆび側のでっぱり)の上を通ってぐるっと一周測ります。

 

寸(平面)

10.胸幅 32~35

身体の前側(胸側)の、腕のつけ根のすこし上のへこんだところから、反対側の同じポイントまでを水平に測ります。右のへこんだところから左のへこんだところまでという感じです。バストのふくらみは基本的に含まれません。

11.乳間

胸のいちばん高いところ(バストトップ)の距離を測ります。ブラをつけていると思うのでブラの右トップと左トップの間を測ります。規制のパターンを使う場合はあまり重要ではないかもしれません。

12.背幅 33~35

背幅というくらいですから背中側のわき(腕のつけ根の背中側)から、肩甲骨を通り、反対側のわきのまでを測ります。この場所を測るのはそんなに難しいことではありません。

13.肩幅

肩の端から端までを測ります。Tシャツでいうと、右の身頃パーツと袖パーツのつなぎ目の一番高い位置(空に)から左の同じ位置へ水平に測るイメージです。既成パターンをピッタリサイズでつくりたいのであればこちらより背肩幅をしっかり測ったほうがよいかもしれません。

14.背肩幅

右のショルダーポイント(肩の先にある骨)から、バックネックポイントを通り、左のショルダーポイントまでを測ります。

 

寸(長さ)

15.前丈

前側の肩と首の境目から、ウエストまでを測ります。

16.乳下がり(ちさがり) 17~19

前側の肩と首の境目から、バストトップまでを測ります。

17.背丈 36~38

バックネックポイントからウエストまでを測ります。ウエストは一番細い部分です。バックネックポイントにメジャーをあて、メジャーを垂らしウエストを測るときにつけたセロハンテープまでを図ります。鏡で背中の中心にメジャーが沿っていることを確認してください。

18.後ろ丈

背中側の肩と首の境目から、ウエストまでを測ります。

19.背総丈 135

立った状態でバックネックポイントから床までを測ります。メジャーの先をかかとで踏んで、バックネックポイントまでメジャーをもち上げます。背中の中心に沿っていることを確認しながら測ります。

20.ミドルヒップ丈

側面を向いて、ウエストからミドルヒップまでを測ります。

21.腰(ヒップ)丈 20

体の側面(脇のように)を、ウエストからヒップまでを弧を描きながら測ります。女性と男性で骨盤の大きさが違うため差があります。

22.股上

イスに姿勢を正してすわり、ウエストからイスの座面までを垂直に測ります。おしりに添わさずにまっすぐ測ります。普通に立った状態でウエストライン(一番細いところ)から股の付け根(股間)までを測っても良いです。さほど難しくありません。

23.ゆき丈

腕をすこし曲げてバックネックポイントから肩の外側を通り、腕からひじの骨を通り、そで位置までいっきに測ります。テープと輪ゴムを使って固定します。

24.そで丈 51~56

まず輪ゴムを3つ用意します。二の腕・ひじ上・手首に輪ゴムをはめ、メジャーを通します。メジャーの端は肩のゴムテープにはさんでおきます。次にメジャーを正しい位置に直していきましょう。

腕をすこし曲げてショルダーポイントから、ひじの骨を通り、袖ポイントまで。

 

採寸シート(例)

メモがわりによかったら使ってください。

 

おわりに

丈については、いまお手持ちの服からベストな着丈をさがしていくほうがいいです。簡単です。その際はストレッチの効いていない生地のお洋服を使いましょう。

 

既製のワンピースからひざ上丈・ひざ丈などをみつけたい場合、衿ぐりの形によって着丈が変わってくるので、いちど着てみてから衿ぐりまでの差を測ってワンピース自体の着丈に加算してください。足の長さは測りやすいですし、ご自分の足を実際に測る方が簡単かもしれないです。

 

わたしはこの他に、

  • ひざ上10センチ
  • ひざ上0
  • ひざ下0
  • ひざした10センチ
  • 股下

のベスト着丈をメモっています。これがスカートののちのち意外と役に立つのです。ある程度スカートができあがってから、スカートの形やイメージに合わせて裾上げするので。

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