中表にあわせた生地と型紙を、ハサミでいっしょに切るときに、あわせた生地がいつのまにかずれていて、どちらかの縫い代が短くなってしまった、
また、
型紙にそって切っていたはずなのに、平置きにしたらなぜか全然違った、なんてことありませんか?
原因は?
生地を浮かせてハサミを入れるときに、浮かし布が流れたり、手で触っているうちに布がズレてしまったりするためです。わかりやすい原因ですが、チャコをあまりつかわず、ラフで作成する私はよく誤差ができちゃったりしているのです。
解決方法は?
ハサミを使う
2枚重ねた生地の真ん中にチャコペーパーをはさんで、ルレットをつかって両面いちどに型をとりましょう。
すべての線を引きおわったら、大きなスペースに生地を広げて、1枚に広げてハサミを入れます。1枚に広げてから切るので2枚まとめて切る時よりも時間と手間はかかりますが、ズレる心配はありません。
私は最近は2枚いっぺんに切ることはほとんどありません。常に1枚広げで切り抜いています。
ロータリーカッターを使う
ロータリーカッターはコロコロとルレットのように転がす、カッターナイフです。まっすぐ切れるうえに、型紙や生地がずれません。しっかり力を入れて、布に押し当てます。グッと生地を押さつけなければいけないので、床で作業すると床が傷だらけになります。
そんなときには、カッティングマットを買い足しましょう!!
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ロータリーカッターの刃は小さいものや大きいものがあります。替え刃もあるので、使い捨てにはなりません。ですが、細かい部分はハサミで切るほうが楽なときもあります。うまく使いわけると裁断作業がたのしくなります。
とても便利なので、ハサミでうまくいかない場合は、買い足してみてはいかがでしょうか?
お裁縫用の定規とは
テープカット定規は、チャコペーパーとルレットで型を引くときにも役立ちます。
ふつうの定規をつかっていても、コロコロ系はよく、思ってもいないところに転がってしまうことがあるので・・・。テープカット定規は、溝に沿って転がすタイプなので、いきおいづいて変なところまで引いてしまわずに済みます。
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また、床にトレース用紙を広げて型をとるのであれば、そのままではルレットで床が傷ついて(へこんで)しまいます。チャコの色がつくことはないですが、型紙の線が床にも・・・なんてことに。
このとき、カッティングマットがあれば、ルレットをグッと押し込んでも床は傷つきません。
おわりに
中表に2枚重ねた生地が、ずれてしまってうまく切れないときは、
- 2枚一緒に切らず、1枚ずつ生地を裁断する。
- ロータリーカッター・カッティングマット・テープカット定規をつかって裁断する。
のどちらかで対応するといいですよ。
オススメは2番の、ロータリーカッター・カッティングマット・テープカット定規の購入です。